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日々是メモ [生活]

これまで、色々なことをメモするための
ノートを作ってきたが、長続きしたためしがない。
何がいけなかったか、思いめぐらしてみるに、
その時々の思い付きで、専用のノートを作っても、
少しずつ自分の立ち位置、興味が変わるので、
使いづらくなることが一つ。それと、日々それこそ
多様なことに対処し続けなければならないので、
「わざわざ、メモする」となると億劫になってしまうから。

それで三年ほど前に、これまでのノートを
思い切って(ほとんど書きかけのまま)処分し、
すべてを一冊にまとめることにした。
B5版のやや厚めの大学ノートを十数冊、あらかじめ用意し、そこに
すべてを書き込んでいくことにしたのである。

税金、同窓会会費、短歌会への振り込みから、
両親の空き家の管理、施設との様々な事務手続き関係の覚書、
読書の内容、取り組んでいる原稿の進捗状況にいたるまで、
とにかく、日付のもとに、書き込んでいくだけ・・・。

ただし、後から探しやすいように、
項目ごとにカラーマーカーでしるしをつけることにした。
短歌関係は黄色、実家の事務的なことは紫、
自分の家の家事については、ピンク、といった具合に・・・。

ノートをパッと開くと、その状況が一度に見られる。
これは結構便利だった。が、しかし・・・。

日付が唯一の索引、のようなものなので、
日付を忘れてしまうと、決定的に探しにくくなる。
それで、ノートの最初の二頁に、大事な項目、
次に確かめるべき項目の日付を書き出しておくことにした。

たとえば私は今、塔短歌会のブログを交替で担当しているが、
それはだいたい十二週間に一度の割合で回ってくる。
そのブログの書き方(PWや、写真の入れ方)は、
先回の日付を調べ、その日付のメモから確かめられる。
近頃、忘れっぽくなっているので、これはなかなか便利。
丸三年続き、ノートは7冊目に入った。ってことは私にとっては
人生初めて、って言っていいくらいのノートの成功なんだった。

編み物 [生活]

昨年、家の近くの老人介護施設に入所した父母。
二人とも、やや歩行に難がある程度で、
至って健康なのだが、入浴などが難しくなったためである。

特に母は、少々耳が遠い程度で、認知症の傾向もなく
この二月ごろ、「編み物がしたい」と言い出した。
それで、編み物の本などと共に毛糸や編み棒を
持っていくと、さっそく手を動かし始める。

私は週に三度ずつ両親のもとに出かけることにしているのだが
二日後に行ったときは、マフラーというより、小さな襟巻、
といった感じのものが出来上がっていた。

「もう少し、長い方が、マフラーとして使えるじゃない?」
と水を向けたのだが、
「あら、このくらいの方が、すっきりしていいわ。
ブローチかなんかで、とめたらいいじゃないの」
と、反論された。母は今までもずっとそうだったが、
私の言い分に素直に従うような人ではない。

でも、九十才を越えて、まだ編み物ができる、
というのは素敵なことだ、と思い直し、しばらく襟巻と
して、使っていた。純毛だからとても暖かい。

その後も「毛糸を買ってきて」と言われるままに
あれこれと買っていくと、次々に編み続ける。
ただし、まっすぐに編むだけ。
「昔は、帽子やら靴下セーターだって、
すいすい編めたんだけれど、もう目の増やし方とか
忘れちゃったから、無理だわ」

それはいい。でも、同じ毛糸をたくさん買っていっても、
長さが五十センチくらいに来たところで、やめてしまう。
短い襟巻が沢山出来る。ついでに、中途半端に毛糸が余る。

それで、途中でやめてしまった「作品」を
私が続けて編むことにした。編み物は、三十五年ぶりか・・・。

編みながら、思い出した。短歌を始めるようになってから、
編み物の類には、まったく興味を失っていたことに。
でも、母も言うように、手が覚えている。
自分でも驚くほどに指が動き、長いマフラーが出来上がった。

編み物は、何か考えをまとめるときにも、結構効果的かも、
とも思う。無心に編む楽しさ、というのもあるかも知れない。

「ねえ、また糸を買ってきて」
「毛糸、まだたくさんあるじゃない」
「毛糸は冬物でしょう?これから編むんだから、
サマーヤーンがいいわねえ」

ふうむ、また短い襟巻が沢山出来るのか、
とちょっと気が重くなっている・・・。

犬の声 [生活]

近所で犬を飼っている家は少なくないけれど、
我が家のすぐ近くのSさん宅の犬は、外に繋がれて
飼われているせいもあって、その声がよく聞こえる。
この犬は、日本犬(紀州犬か?)の血の濃い雑種犬。

我が家で、柴犬を飼っていた当時のことを多々
思い出させてくれるような鳴き方である。
我が家の犬より、警戒心が強くて、
ちょっとしたことで、よく鳴く、という印象はあるが。

犬を飼ってみてわかったのだが、犬の声というのは
実に多様で、まるでおしゃべりするように鳴き分けるものである。
犬の鳴き声というと、「ワンワン」が有名だけれど、
こういう鳴き方をする場合は実はとても少なかった。

犬種によって鳴き方は異なるだろうけれど、
我が家の犬は、警戒するときだけ、鋭く「ワン、ワン」
と鳴いたが、普段はそれこそいろいろである。

よく耳にするのが、鼻を鳴らすような
「ヒーン、ヒーン」で、これは散歩をねだるとき。
この声より鋭く、
「ヒユーン、ヒユーン」
と鳴くときは、おなかがすいたとか、
排泄がしたい時が多い(犬は自分の寝処の近くではしないのである)。
「ヒン、ヒン」
と低く短く、鼻を鳴らすときは、寂しいときである。
飼い主である私や相棒はあまり聞いたことがないのだが、
近所の人から、「ああ、お留守なんだな、ってわかりますよ」
と言われて、愕然としたことがある(まるで、逆番犬じゃないか)。

家の中から両掌を下にしたまま上下させて、「お出で」
という仕草をすると、我が家の犬は小さく
「ウォン!」と鳴いて、玄関に向かって走ってくる(庭で放し飼いしていた)。
この「ウォン」は、「合点だ!」と言っているように聞こえた。

「ヒユーン」と催促されても、こちらに用事があって、
ちょっと対応できないときもある。そうして放っておくと
やがて「ウィーン、ウィーン」と
それこそ聞いていて切ないような悲しげな声に変わる。
こうなると、ああ、しょうがないなあ、と
私もやりかけのことを置いて、犬のもとに駆け付けることになるのだった。

今日は雨が降っていて、Sさん宅はお留守らしい。
犬が「ヒュュューン」と悲しげに鳴き続けている。
ああ、何かしてあげれるのなら、と思いつつ、
ここはじっと我慢。つらいところである。

紅白とか駅伝とか [生活]

年末となると、テレビ
紅白歌合戦が一大イベントみたいだが。
私は、もう何年もほとんど見ていない。
昨年末、テレビで紅白を見たのは十分くらい、
と、最短視聴記録を更新してしまった。

さらに今日からは箱根の駅伝で、
これもまあ、興味はあるのだけれども。
何となくテレビをつけていて、時々、ちらっと見るだけ。
多くの人が、そういう見方をしているのかもしれないが。

自分の場合、紅白や駅伝に集中できないという理由が
わかっている。どちらも、何となく散漫な放映方法で、
じっくりと見たい、という気持ちになれないからである。

当然と言えば当然だろう。たとえば、自分に応援したい
大学があったとしても、その大学の出場者だけが
テレビに出てくるわけではない。順位によってはほとんど
映らなかったりする。紅白も同様、見たくもききたくもない
出場者がたくさんいて、しかも歌とは関係のない
登場者や些末的なおしゃべりが多すぎる。

テレビを見る人が減っているというけれど、
それもむべなるかな。
テレビはこれからどうなるんだろう。
私は、WOWOWと、野球などの一部のスポーツ、それに
ニュースだけ見れたら、あとはもう要らない、という気持ち。

PCにまつわる深い悩み [生活]

ずっと利用してきたADSLがなくなるというので、
光に変更したのが十月の末。家のデスクトップ二台と
ノート二台を無線ランで使用するための設定も行った。
ちなみに、デスクトップは全て相棒が使用しているもの。
ノートも一台は相棒のもの。

一か月あまり経過したところで、私のノートが
突然、ネットに接続できなくなった。このノートは
来年一月末で、七年になる。少し早いけれど、
もう見限る時期なのかな、とは思った。

仕方なく相棒のノート(二年前に購入)を
借りて、ウエブにアクセスしようとしたところ、
どうも接続が安定しないのである。
最初はつながるので、ブログを書き始めるのだけれど、
途中で切断した状態になってしまう、という繰り返し。

結局、一番古いデスクトップ(もう九年目に入った)を
相棒から譲ってもらうことに。こちらはウエブの接続も
安定していて、安心して打ち込めるのだけれど。
CDが壊れていて利用できない、などの不都合がある。

年明けには、私専用のPCを購入する計画でいるのだが。
安定感のあるデスクトップにすべきか、
これまでずっと使い慣れた
ノートタイプのまま、ということにしようか、悩む。
他にも、プリンター買い替えもせねばならず
悩みは尽きず。


犬種 [生活]

用事を済ませて帰宅する途中、家の近くまで
歩いてくると、ご夫婦らしい二人が犬の散歩中だった。
奥さんが犬を引き、ご主人が犬が用をするたび、
ペットボトルの水をかけながら後を歩いている。

追い抜くときにちらっと見たら、ああ、この犬は・・・。
確かレトリーバーの一種だった。でも、ラブラドールでも
ゴールデンでもなく・・・。名前が出てこないけど、
時々ちらちらとめくっては楽しんでいる『犬種大図鑑』に
この毛色の犬で、写真が出ていたはずだ。

帰宅するとすぐに、その図鑑を引っ張り出して
レトリーバーの乗っているあたりをめくると・・
あった、あった、チェサピーク・・ベイ・レトリーバーだった。

むっちりとした体格と全身を覆う短毛の生え方が
ラブラドールにそっくりだけれど、目がちがう。
ラブラドールのようなつぶらな大きな目ではなく、
ハンガリアン・ヴィズラに近く、黒目の周りを
やや薄茶色の白目部分が取り囲んでいるのである。

それで、ラブラドールよりもやや厳しい表情を
浮かべているように見えるけれども、
この犬は人間が好きで、なかなかのお人よし(お犬よし?)
なのだった。
連れていた夫婦も「こいつは、番犬にならないもんな」
と話し合っているのが聞こえた。

以前は犬の種類なんて全く興味がなく、
二十代の頃は、コリーとシェットランドシープドックの
区別さえつかなかったもんだ。でも今は、
かなりの犬種の見分けがつくようになった。
それというのも、自分で柴犬を飼うようになってからである。
その犬も、十六歳でなくなってもう十年になるのだけれど。

予防注射 [生活]

今年こそは予防注射を受けなくちゃ、と思っていた。
ここ三年ほど、一月から二月にかけて、風邪
インフルエンザにかかっている。
インフルエンザは、その年によってタイプも異なるし、
予防注射しても、あまり意味ないんじゃないかなと、
決めつけて受けていなかったのだけれど。

このところの体たらくから、家族に
「今年こそ、必ず受けるんだぞ」
と、脅されて、いや、忠告されていたのでした。

11月10日過ぎたころ、いつもかかっている内科の一つ、
N医院に電話して聞いてみると、
「待っている人がたくさんいるので、最短で12月5日」
と言われてしまった。まあ、仕方ないかと思い、
予約をお願いしようとすると
「時間内に来院して申込書に記入してもらわなければだめ」
とか。おとなしくわかりました、と引き下がったのだったが。

念のため、もう一つ家から数分で行けるところにある
K医院に電話して聞いてみた。すると最短で11月22日、
予約も電話でOKという返事。すぐにこの医院に
予約を入れて、ここでしてもらうことに。

この差は何なんだろう、と思う。
特にK医院が、客に人気がなく、いつもガラガラ、
というわけでもないのだが。

注射の効果は接種後二週間はかかるのだとか。
となると、まだ未接種と同じ状況である。
外出にはマスクをし、うがい、手洗いを励行している。
これで今年も、インフルエンザにかかってしまったら、
来年は絶対に予防接種なんか受けないぞ、と決めている私である。


掃除機 [生活]

ずっと、マキタの掃除機に注目していた。
コードレスで、小型で、小回りが利きそうなところが
何より魅力的に見えたので。

先月、ちょっとした臨時収入があったので、
ネットをいろいろと検索し、とうとう購入することに。
あれこれとユーザーの意見を当たってみて
マキタ CL141FDRFW(ホワイト)を選んだ。
お値段は、23000円でした。

届いてすぐ、手に取ってみると、やはり軽い!
まるで布団叩きくらいにしか感じない(って、ちょっと大げさ)。
ところがところが。付属品として付いていた
バッテリーを持ち上げて、少し不安な気がした(重いのだ!)。
とりあえず、説明書をとくと読み、おもむろに充電を開始する。

ものの二十数分で、充電完了、というのも便利である。
本体にバッテリーを取り付けて、いよいよ掃除を開始したのだが。

むむむ、やはりバッテリーが重く感じる。
普通のコード式の掃除機は、転がすだけなので、
本体が重くても、準備が済めばどうということはないのだが。
このペンタイプの掃除機は掃除の間中、手で支えていなければならない。

試しに体重測定機に載せてみると、2キロ弱。
そう重くはないはず。筋力おちてるのかなあ。

気を取り直し、コードないのは、有り難いんだから、と
あちこち掃除する。特に可動式本棚を七列入れてある
書庫は、便利である。これまでは掃除機本体を
いちいち棚の間に入れ、一列ずつ動かしながら、掃除していたのに、
今は自分が移動するだけで掃除できるので。

でもその夜、肩から腕にかけてかなり凝ってしまっていた。
最近はあれこれと下調べを十分にしていても、
購入したものに満足できた、という例が少ない。
少し、落ち込んでいる。

整骨 [生活]

四日ほど前の夕方、首周りに違和感を感じた。
翌朝、起きようとしたら、異様に首が重い。
ちょっと首を回してみると、頭骨のうしろ側が、ずきずきと痛む。

ああ、こりゃ、だめだ、と思った。
私はお勤めしていた二十代の終わり頃に、ある
めちゃくちゃ忙しい部署に配属になり、
そのときに、手ひどく首を痛めてしまい、
以来、首は私のウイークポイントになってしまっていた。
今回も、ちょっとしたことで、それが顕在化してしまったみたいだ。

一年ほど前、知人が顎骨を痛めて、ある整骨院に
飛び込んだところ、劇的に良くなったという話を聞いていた。
その整骨院に電話し、緊急の予約を入れることにした。
果たして。

整骨師さんは、私をうつぶせにして、首から肩の周辺
丁寧にさすったり、もんだりしてくれていたが・・・。
二十分ほどもそうしていただろうか。
上半身を起こして、足を少し開いてください。体は楽にして」
言われた通りにしていると、
整骨師さんは、まるでプロレスのヘッドロック
技をかけるように私の頭を脇に抱え込み、ぎゅっと、
右側に九十度近くもねじったのである!
バリバリバリ、と首の骨が体から外れ、投げ出されるような音がして、
首を衝撃が走った。びっくりする間もなく、
次に、左側の方へ、やはりヘッドロックをかけられ、
バリバリバリッと、音がしたかと思うと・・・。

ああ、首の痛みが嘘のように薄らいでいたのである。
「頸椎が歪んでいて、神経を圧迫していたのですよ」
とのことであった。
まさにプロの技。もう、この整骨師さんに
足を向けては、寝られない。

あるバイト・その3 [生活]

初めてアルバイトをしたのは、都立高校一年生だった冬休み
同級生のOさんが、「一緒にしよう」と誘ってくれたのだ。

Oさんは、横浜市港北区から越境通学していた。
「うちの周りは田舎だから」と都内でのバイトを希望、
まず、新聞求人欄を見て、片端から電話し始めたのには、
驚いた。当時は高校に少しだけれど、「求人」が来ていたが、
「郵便局とか、安すぎるし、こき使われる」と、
Oさんは、ハナから相手にしていなかった。

どこからも「高校生はお断り」と言われると、
「足使って、探そう」と言い出し、これにも驚かされた。

Oさんは、私の家から徒歩十五分ほどにあるM商店街で、
仕事を探そう、と言い出したのである。当時はこの一帯で、
最もにぎやかな商店街だった。私には便利だが、
ここだと、知っている人に会ってしまいそうな嫌な予感もあった。

でもOさんは強引だった。彼女の家は母子家庭で、中学時代から
「バイト探しには慣れている」ということだった。

商店街を歩きながら、忙しそうな店を見つけては飛び込みで
「バイトに雇ってください」と申し出るのである。
案の定、最初の数件ではけんもほろろの扱いだった。

もうどこでもいいや、とばかり飛び込んだ店は、
初老の夫婦が切り盛りするお茶屋さんだった。
私たちの意向を面白そうに聞いてくれ、
翌日、「二人一緒に雇ってあげよう」という連絡が入ったのだ。

私たちはこの店で年末の十日間、主に店番のバイトに励む
ことになった。時々は、近くに配達を頼まれたり、
店の掃除などを頼まれることもあったが、概して楽だった。

雇われてみて気が付いたのだが、さほど忙しくもない。
店主と奥さんは、かなりお人よしな感じで、
三時にはお茶を淹れてくれたり、あまり暇だと、
「今日は早めだけれど、帰っていいよ」などと言ってくれた。
バイト終了の日、約束通りのお給料(十日分七千円)のほかに、
お茶のお土産までもらってしまった。お礼を言って立ち去ろうとすると、
奥さんが寂しそうな表情で、
「二人も娘ができたみたいな、楽しい十日だったわ」
と言ってくださった。

この話をすると、同級生たちは一様に驚いた。
「ええ!?、いったいどこ? 私もそこでバイトしたい」
私は、この店の具体名は誰にも教えなかった。
Oさんもそうだった。彼女もまた、少しばかり疚しさを
感じていたのかもしれない。