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関西風?(その3) [食文化]

相棒に「にしんそば、食べたい。作ってよ」
と言われたときは、目の前が暗くなった。
にしんそばという料理があるということは聞いていたが、
母が東北出身で、育った家では
話題になったこともなく・・・。
そもそもにしんはお節料理の昆布巻きにしか
登場しないもんでした、我が家では。

おそばと魚の取り合わせって????
と不気味な印象しかもっていなかったのである。
でも、ここは果敢に(?!)挑戦してみました。
料理本(当時はネットなんてなかったもんね)を
参考に、なんとかそれらしく作ってみると、
これがなかなか美味しい!
にしんとお蕎麦の相性がいいなんて、ほんと、思いがけなかった!
以来、我が家の昼食として、レギュラーの位置を獲得しております。

コツは、簡単だけれど、必ず、本乾のにしんを使うこと。
ソフトのにしんでは、味が出ません。
私はお米のとぎ汁に一晩浸しておいて、翌朝、
きれいに洗ってから、みりんとお醤油で煮つけます。

おつゆも関西風なら、いいのかもしれないけれど、
先回書いたように、どうもうまくできないので、
これだけは関東風(汗:)。

関西風?(その2) [食文化]

関西で初めてお蕎麦を食べたときの驚きは今も思い出す。
二十歳になって間もなくの頃、初めて関西へ出かけて、
京都の駅ビルできつねうどんを食べたのだった。
一番驚いたのは汁の色の薄さ。あれ、こんなんで、
ちゃんと味がついているの? と初めは訝しかった。
この点は、先回書いた、関西出身の友人と
真逆の反応、ということになる。

食べてみて、ちょっと驚いた。
昆布とカツオのおだしだろうか、ものすごくよく効いていて、
美味だったからである。透明の汁に浮かぶうどんも、
コシがしっかりしていて、おいしかった!

関西出身の相棒は、この関西風の麺を時々食べたがる。
でも、家で作るとなるとこれがなかなか難しい。
美味しいだし汁を作るのはそもそも手間がかかることである。
そ’れに加え、関西風の澄んだ汁、それでいてしっかりした塩辛さを
伴っためんつゆを作るのは、至難の技・・・。
これは相棒にあきらめてもらうしかなかった。

私は今、関西に出かけると必ず麺を食べることにしているけれど、
かつて京都駅で食べたようなおいしい麺に再会できていない。
もうあの「美味」は、自分が作り上げた妄想だったかも、
とさえ思えるほどである。

関西風? [食文化]

関西出身で京都の大学を卒業し、
関東圏で就職した友人がいる。彼女は
都内で暮らし始めて間もなく私にこんな愚痴をこぼした。
「お蕎麦のつゆが真っ黒で、気持ち悪い」
はあ、そんなもんかな、とその時は思った。
確かに関西の麺類のつゆは薄茶色に透き通っている。
味も違う。

そのうち、彼女はこんなことも言う。
「京都には必ず、かしわの専門店、あったのに
東京にはないんだね」
は、かしわ? ああ、鶏肉かあ・・・。

彼女は間もなく、関西圏に仕事を探して転居してしまった。
あのころ、彼女が言っていたことを今も
時々思い出す。

麺類のつゆは確かに、関西の方が上だろうなあ。
とか、
鶏肉が別売りされていた意味は何だろうとか。
そんなこんな、を考えながら、私は今日も
食事作りに励んで(いや、適当に手を抜きながら)います。
              (この項、続けます)。

整骨 [生活]

四日ほど前の夕方、首周りに違和感を感じた。
翌朝、起きようとしたら、異様に首が重い。
ちょっと首を回してみると、頭骨のうしろ側が、ずきずきと痛む。

ああ、こりゃ、だめだ、と思った。
私はお勤めしていた二十代の終わり頃に、ある
めちゃくちゃ忙しい部署に配属になり、
そのときに、手ひどく首を痛めてしまい、
以来、首は私のウイークポイントになってしまっていた。
今回も、ちょっとしたことで、それが顕在化してしまったみたいだ。

一年ほど前、知人が顎骨を痛めて、ある整骨院に
飛び込んだところ、劇的に良くなったという話を聞いていた。
その整骨院に電話し、緊急の予約を入れることにした。
果たして。

整骨師さんは、私をうつぶせにして、首から肩の周辺を
丁寧にさすったり、もんだりしてくれていたが・・・。
二十分ほどもそうしていただろうか。
「上半身を起こして、足を少し開いてください。体は楽にして」
言われた通りにしていると、
整骨師さんは、まるでプロレスのヘッドロックの
技をかけるように私の頭を脇に抱え込み、ぎゅっと、
右側に九十度近くもねじったのである!
バリバリバリ、と首の骨が体から外れ、投げ出されるような音がして、
首を衝撃が走った。びっくりする間もなく、
次に、左側の方へ、やはりヘッドロックをかけられ、
バリバリバリッと、音がしたかと思うと・・・。

ああ、首の痛みが嘘のように薄らいでいたのである。
「頸椎が歪んでいて、神経を圧迫していたのですよ」
とのことであった。
まさにプロの技。もう、この整骨師さんに
足を向けては、寝られない。