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北海道ミニ(その2) [旅]

帯広と言えば、歌人・時田則雄氏がすぐさま思い浮かぶ。
私が短歌を初めて間もないころ、角川短歌賞を受賞された。

  五百トン牛糞買ひぬ計画図D地六町歩ビートを植ゑむ
                   時田則雄『北方論』

などの歌を読み、広大な地にビートを耕作している様子を
おもいえがいたものである。でもその時は、飼料用のビートか、
と思っていた。帯広では製糖のためのビート栽培が盛んであること、
そして日本のビート糖の草分けの地であること、また、

  十五トン肥料ほどこし三十トン豆を穫りたり雪が降りくる
                   時田則雄『同』

の歌でも知られるように、豆類の大産地でもあったのだった。

豆+砂糖、となると・・・。もうお分かりですね。帯広は
日本でも特筆すべきお菓子の街だったのである!

行ってみて、その和洋を問わぬ種類の豊富さ、店舗の多さ、
その上、個々のお菓子の意外な安さなど、驚嘆した点が
多々あって、ああ、残念だったなあ、としみじみ思った。
実は私は五年前に上梓した『お菓子のうた』の続編として
『郷土菓子のうた 甘味の地域文化誌』を刊行するばかり、
になっていたのである(実際、一昨日に発刊になった)。

帯広のお菓子の街ぶり、を知っていたら、もう少し
違った方向からのアプローチもできたところだった。
まあ、それはともかく、帯広の甘味文化にどっぷりと浸った
二日間については、次回でお知らせすることにしよう。


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