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藤沢周平体験(その5) [文学]

藤沢周平原作の映画を見始めたころ、
この作家が山形県出身であるということを知った。
私は中学を卒業するまで山形県で暮していたので、
親近感が生ずるということはあったが、実はかなり薄い。

というのも、私が育ったのは新潟県境近くの
県南西部で、藤沢の出身地である庄内には遠い。
山形県に住んでいた時は、新潟へは頻繁に出かけたが、
庄内には一度も行ったことがなかった。

ところで、関西出身の相棒はいつも
「山形って、人材輩出度が低いよね。
有名なスポーツ選手、いる?俳優とか、歌手とか、
学者とか、いる?ほとんどいないでしょ?」
と、バカにしまくっている。

「いるよ、歌手は岸洋子(そういえば、歌手っていないなあ)
俳優は渡辺・・ええと、なんて言ったかな、
私と同世代の太っている女優、それから、スポーツは
広島にいた栗原(あ、彼最近出てないな)・・・。
学者は私が一時入学した(父の転勤で、すぐに転校することには
なったが)高校の出身者でもある法学者の我妻栄・・・」

「我妻以外は、ほとんど大したことない人ばっかり、じゃない。
山形出身の有名人なんて、ほとんど聞かないよな」
と、一方的にけなされる。

「あ、作家はいるじゃない。天下の斎藤茂吉、
それに井上ひさし・・・(うう、少ないかも!)」
藤沢を知ってからはそこに加える人名が一つ増えたわけだが。

人口少ないし、それに山形県人の多くはシャイで、
地道に自分の道を歩く人が多い。世の中で目立とう、
なんて考える人は少ない結果じゃないだろうか。

それでも、藤沢の書を読んでいると、
ああ、山形の人だ、と思える瞬間が何度もある。
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